Manikaran
5日前からリシケシに来ています。そのまえに1週間ほど、シヴァとパルヴァティが11000年瞑想してすごしたといわれる聖地、パルヴァティ・ヴァリーに行ってきました。 まずは中心地のマニカランへ。マニカランは温泉地で、町中から温泉が湧き出しています。ほとんどのホテルに温泉がついていて、お寺にも公衆温泉がついています。毎日朝晩温泉を満喫しました。 町の入り口にある、シーク教とヒンドゥー教の寺院をつなげるように建つ温泉洞窟のようなグルドワールはほどよい湯加減、でも日本人にとっては少しぬるめだった。宗教を超えて裸の付き合いができることがいいな、と思った。ラマ寺院の温泉は熱すぎて入れなかった。桶に水を混ぜて体にかけるだけ。でもあとで聞くと男湯は熱くて、でも入れる温度で最高に気持ちよかった、とのこと。でも日によって温度が変わるので、一度だけでは判断できません。 お湯は川にも流れ込みます。きっと熱いお湯とつめたい水が混ざって程よい湯加減のところがあるはず!と思って足湯をしようと川沿いに座り足を浸したら、おもしろいことに、混ざるところがありませんでした。すごく熱いか、冷たいか、きっちり線がひかれたようでした。足湯はならず。シヴァ寺院。シヴァとパルヴァティご夫妻がまつられています。お寺中から温泉が湧き出しています。ぜひここで婚約の儀を行いたいと申し出たら、ここではできないので、ラマ寺院に行くようにといわれました。神官いわく、God is One, シヴァもラマも同じだから、ということで。結局ラマ寺院で婚約の祝福を受けました。
ラマ寺院のおくにある巨大な美しいサラスワティの壁画。屋外のホールのようになっていて、普段は主にサドゥたちが座っています。私もここでひなたぼっこをしながらしばらくぼーっと座りました。なんだかすごく満たされました。
Kasor
マニカランからバスで15分くらい山を下ったところにあるカソールは、ヒッピーが集まる観光地です。おいしいレストランがたくさんあって、川沿いのトレッキングも楽しめます。このへんの町はどこも美しい雪山が拝めます。川沿いには座るのに最適な大きな岩がたくさんあった。
きれいな赤い花をつけた木がところどころに生えていた。
マラナは標高約3000mのところにある村で、山道を2時間弱歩くとたどり着くことができます。特殊な文化や言語をもっていて、もっとも特異なのは、マラナの人々は外来人の体に決して触れないということ。
ものめずらしそうに観光客を眺める子供たち。
山道は狭く断崖絶壁のようなところも多かった。到着直後大雪に見舞われ、予定外の1泊。雪の中絶対歩くことはできない道。
マラナの村。シェンは、グルジのグルジから受け継いだネックレスを宿に忘れ、もう1往復。小粒の彼の登山の様子を向かいの山からチャイを飲みながら眺めていた。