平成22年7月30日金曜日

CD完成


Spring has come!

ブリズベンは春の陽気。空気は軽くなり、陽はまぶしいほどに明るくなってきました。

SufferingのあとのFreedomを体験しています。良い天気の中家にこもり、機械相手に葛藤しながらも、Shenの多大な協力のおかげ、明日のMalenyでのワークショップに間に合い、マントラCDが今日完成。

ワークショップをするたびにCDについて聞かれ、持っていないということが長く続いたあとに、やっとCDができてうれしいです。ワークショップまたはEthno Super Lounge Shopで販売します。

表紙の写真はインド、リシケシの山から見下ろした夕日。Neel KanthというShiva Templeの帰りの山道で。夕日の下にはガンジス河が流れています。

平成22年7月28日水曜日

グルに捧げる満月


昨日月曜昼頃はグルの満月Guru Purnimaでした。週末土日はグルに捧げるイベントでした。

土曜朝、マーケットへ。真っ赤なバラの花束を見つけたのでワークショップ用に買う。
午後は、ブリズベンのWest EndにあるZen Centralで、先月103歳で亡くなった大野一雄先生に捧げて、舞踏のワークショップをしました。


友 人MeganとZoeがウォームアップをリードしてくれました。まずはZoeが日本に舞踏を習いにいった時に、とりふね舞踏舎で習ったという腕に重力を感 じるエクササイズを紹介。今までになく自分の腕を重いと感じた興味深い体験でした。そのあとは沖縄音楽に合わせて無重力のようなふにゃふにゃの腕を踊りま した。


そのあとMeganが、目隠しで部屋のさまざまなものに触れるパートナーワークをリード。目隠しでいろいろなtextureを感じ取りました。

そして私が引き継ぎ、舞踏へ。大野義人先生の教えをシェアしました。

空間を見つめること。空間には何もないわけではなく、何かがある。空間に出会うこと。部屋の中を今度は目隠し無しで開いた目で見て回りました。


非連続の連続、全ての瞬間を感じながら歩く。


祈り。舞踏は祈り。日常の動作も全て祈り、全て舞踏。


次は花。全員に一本ずつ薔薇の花を配るという作業を非常に満喫しました。花を手渡されると、誰もが美しくやわらぎました。

花のように踊るのではなく、花になる。地と繋がり天に向かって咲く。暗闇と光、生と死を併せ持つ。


苦しんでいる世界のどこかへ、悲しみの花を捧げました。


糸通しやバケツの水運びの踊りなどをもとに、人生の葛藤を体験。


最後は花の一生、花が生まれて咲いて衰えて死ぬまでを即興。一面花畑が出来ました。


日曜日は、シェンのタブラスクール、Ashu Babu Memorial Tabla Schoolの生徒達によるコンサート。毎年Guru Purnimaに開催されます。去年に引き続き開会のマントラを唱えました。マントラのあと、グルの写真に生徒全員が花を捧げました。
演奏者は、10代前半の男の子が中心でお父さんも一人。まだ幼い男の子達がとても上手に演奏していてとても感心。最後はシェンの11拍子のタブラソロで終了。毎年とても心温まるイベントです。

平成22年7月27日火曜日

Bansuri Concerts

7月16〜18日、メルボルンに住むヴァラナシ出身のバーンスリー奏者のVinod Prasannaがブリズベンにコンサートツアーでやってきました。一緒にまわりオープニングのマントラを唱えました。

Vinodは、とても練習熱心で、バーンスリーを始めた当初は、1日10時間練習していたとのこと。頭が下がります。今は5、6時間だけだけど、と言っていましたが、それでも十分素晴らしいです。今はヴィパッサナー瞑想にも熱心。

金曜日はGold Coastへ。オーガナイザーのセーラは、出産予定日を真近に控え、とても美しい円形のおなかをしていました。以前Byron bayのコンサートで私のマントラを聴いたのを覚えていてくれ、ぜひ私に聴いてほしいと思っていたいう音源をくれました。それは女性によるドゥルパド声楽で、私がドゥルパドを勉強していると知らずに、これをくれた彼女の直感に感動。


ビーチを散歩。オーストラリアのビーチは広い。海の向こうの雲はまるでヒマラヤのよう。


コンサートは、Raga Yaman。習ったラーガをきけるのはいつもうれしい。

プロのシェフ宅にお世話になり、庭でとれたオーガニック野菜の至福の日本食をいただく。かわいい男の子が二人いて、特に一人が恐竜好きで気が合う。

土曜日はByronへ。今回訪れるのが3回目のホームコンサート。ガラスの壁から眺める森と海が開放的な大きな家。

バイロンのマーケットへ。お日様のもと、緑に囲まれ、たくさんの友人に遭遇、平和な楽しい時間を過ごす。


Vinodはいつもラーガの後に、ガンジーの曲やArtiの曲などを演奏しました。そしてキルタンが織り込まれ、会場全体で歌います。最後は、たくさんのミュージシャンが集まりジャムセッションに。


日曜日ブリズベンへ戻る。夜はBrisbane Indian Timesの編集長宅でのホームコンサート。


特別ゲストに、ブリズベンのIndian Councilも来ていました。サンスクリット語に精通する彼のコンサート後のあいさつは、サンスクリット語のシュローカーに始まり、終始美しく洗練された言葉遣いで、喜びと光にあふれていました。非常に嬉しいお褒めの言葉をいただき、とても光栄で頭が下がりました。コンサートの後は、観客50人以上も含めた全員に、奥様自家製の夕食が振る舞われました。

平成22年7月23日金曜日

ドゥルパド コミュニティ


mixiにドゥルパドコミュニティができました。ドゥルパドは、私がヴァラナシで学んでいる、現存する最古のインド古典音楽です。
南インド在住の日本人ドゥルパド声楽家、Shreeさんの管理のもと、日本語でドゥルパドに関して情報交換できる数少ない貴重な場ができました。今年10月には、 Shreeさんや私の先生であるDr. Ritwik Sanyalがヴァラナシより初来日し、東京の音大や京都のお寺などで講演します。日本でドゥルパドが聴ける非常にまれな機会、とても楽しみです!

北インドの古典音楽の中でも「奥の院」のドゥルパド。
音楽のヨーガの真骨頂とも言うべき、瞑想的でウルトラディープなドゥルパド。
超マイナーで超マニアックな世界ですが、ひとたびその究極さに魅了されてしまえば、もう「ドゥルパド人」。

(ドゥルパドコミュニティより)

平成22年7月22日木曜日

Morning Beach Yoga in Kamakura


鎌倉 BEACH YOGA 2010

〜朝の海で、自然とひとつに〜




8月29日(日) 午前7時30分~8時30分 1500円

材木座海岸(海水浴場入り口右約50メートル。海岸監視所の近く。)

*公共交通ーJR横須賀線鎌倉駅から徒歩25分、もしくは、東口ロータリー正面、京急バス『小坪経由逗子駅行き』(鎌40番)材木座下車
*車ー横浜横須賀道路「朝比奈」インター下車、R134「滑川交差点」より2分(駐車場:県営材木座駐車場、海浜組合駐車場)

動きやすい格好でお越し下さい。ヨガマットかビニールシートなど、敷くものをご用意ください。空腹でお越しください。
※雨天、強風中止

Contact:privateyoga@gmail.com

平成22年7月19日月曜日

Nada Yoga Class in Brisbane

ブリズベンの自宅で、音のヨガクラスを始めました。


Nada Yoga Class


Thursday 6-7pm $20

45 Rosecliffe St. Highgate Hill
contact: privateyoga@gmail.com/0432170087

平成22年7月15日木曜日

Butoh workshop in Brisbane


BUTOH

Saturday 24th July, 1-4pm $30
Zen Central (71 Russel St. West End)
Contact: 0448848067



ブリズベンのZen Centralという場所で、7月24日午後1時から4時に舞踏のワークショップをします。
先月103歳で亡くなった大野一雄先生に捧げて、日本で大野義人氏から学んだことをシェアします。

Butoh workshop at Zen Central in Brisbane on 24th July 1-4 pm
I will share what I learned from Yoshito Ohno, a son of Kazuo Ohno, dedicating to Kazuo Ohno, who passed away last month at age 103.


delicacy, sensitivity
hard and soft
child
water
weight
struggle, restriction, difficulty
space
inside looking
deep looking
space shape
flower, central axis
heaven and earth, light and darkness, life and death
flower of sadness
density of stone, wood
empty body
point
daily life
flower itself
not me dancing
flower of gratitude
full moon
hidden eroticism
dance to the limit
biggest and smallest
tree
no form
feel
skipping
prayer
bow down
to stand
inside counting
women

平成22年7月5日月曜日

Hervey Bay, Tibet Documentary Movie


先週末、ブリズベンから車で北に4時間のHervey Bayに行ってきました。Shantiなところでした。

朝7時出発。ドライブでは、いつものごとく雲の観察を楽しみました。この日の空は、もこもこの雲と薄い縞模様の雲が目立ちました。






Hervey Bayに到着。南半球は北に来ると暖かい。ビーチを散歩。



Tibetに関するドキュメンタリー映画、『Sun Behind the Clouds』の上映と、立食パーティ、そしてTibet2Timbuk2のコンサートというイベントが開催されました。


会場は、入り口から全てチベット風にカラフルでとても素敵にデコレーションされていました。

5時から映画上映。北京オリンピックの時期のチベットの発起、ダライラマが中国に示すMiddle Path アプローチに対する賛否両論など、チベットの近年の状況を知ることができました。

立食パーティの後、オーストラリア人の女性仏教僧による英語の般若心経とマントラOm Mani Padme Hum、全員でのOm Chantingのあと、準備からよく手伝ってくれたArenaのギターと歌の素晴らしい初ステージ、そしてTibet2Tibuk2のコンサート。


コンサートを終えて外に出ると、皆既月食!そのあともパーティは続き、満月らしい夜となりました。