平成23年8月31日水曜日

大阪、京都、兵庫、奈良、福岡の旅


8月19日から29日まで、大阪、京都、兵庫、奈良、福岡とまわってきました。

大阪は、シタールのタダオさんシェンのコンサートで。
タダオさんは料理がうまいとシェンからいわれていた通り、本当においしい本格的インドカレーをごちそうになった。


20日に二人のコンサートがあった。タダオさん主催のコルカタナイトは、もう77目!108回までやるそうです。
今帰国中のブリズベンの日本人の友人も遊びにきてくれた。今人生で辛い状況にありながら、私とシェンとの再会をとても喜んでくれ、ときどき涙浮かべながらも前向きで元気な彼女をみて、ああ美しいなと思った。


21日、京都へ。コイズミ楽器で、昼間シタールの南澤さんとシェンのコンサートがあり、そこで最初にガネーシャとドゥルガーのマントラ、シュローカーを歌った。南澤さんは、Raga Todiを演奏。とても息の合った二人の演奏を満喫した。


コンサートの後は、「ディディ」で南澤さん、ちえちゃん、京都で私たちにおうちを貸してくれてるシェンの友人などと一緒に、おいしいインド料理をいただく。原発のこと、放射能のこと、たくさん情報、意見交換した。

京都でお借りした家は、シェンの友人宅の離れなんだけど、そのすぐとなりの家から、たびたびものすごい声が聞こえた。子供か女性か動物か判別しがたい声で、発情期のネコとも女性の喘ぎ声とも、言葉を十分話せない子供の泣き声ともとれる、なんとも気になる正体不明の音だった。隣がこれだけうるさければ、と気兼ねなく大声で歌うことができた。

22日は、兵庫西宮へ、ドゥルパドの姉、シュリーさんを訪ねた。修業のアドバイスをたくさんいただいた。シュローカーを知っているラーガにのせて作曲することを勧められた。やってみるととても楽しい♪ 
夕食もごちそうになった。シュリーさんが最近考案したという雑穀ハンバーグ、とってもおいしかった。シュリーさんも反原発に声を上げている人だ。この食卓でも原発、放射能に関して色々話した。伝えることの必要性ついても。


23日は、奈良へ。舞踏の友人、田中誠司君に会いに。彼は横浜で数年にわたって一緒に稽古した仲間で、現在はドイツなどでも活躍中。上の私と大野一雄の写真をとってくれた素晴らしい写真家でもある。素直にリアルに自分の内面を見つめ、かっこわるい自分もおもしろおかしく語る彼とのおしゃべりはいつも最高。

彼が新しく故郷高の原にオープンした舞踏スタジオを訪ねた。20畳の和室ですっきりとしたとてもいい空間。インド古典などのコンサートにもすごくいい場所だと思った。そういう企画も歓迎とのことだったので、音楽家の方々などぜひおすすめです。整体師の免許も取得した彼は、1階に整体院も建設中。整体院9月オープン予定とのこと。


夕方から誠司君と興福寺へ。残念ながら合掌する両手の間に紙一重の隙間のある阿修羅像は時間を過ぎていて観ることができなかったけど、鹿達と戯れ、記念撮影などした。阿修羅様、また来年出直してきます!


夜は奈良に移住したシェンのタブラの兄弟弟子宅で夕食をごちそうに。もとカフェ経営の奥様の料理は、見た目も完璧で美味だった。

24日はドゥルパドの姉妹弟子、なおちゃんとランチ。京都出町柳のおいしいファラフェル屋さんで。インドでともに歌を学び、よく一緒にごはんやお茶して、彼女をいるといつものインドにいる気分。音楽のことや、今の日本のこと、インドのことからガールズトークまで、あ〜楽しかった♪

25日、福岡着。夜に1年半のインドでの修業から戻ったばかりの熊本在住シタール奏者、ヒデくんと再会。

26日、朝からヒデくんが遊びにきて、シェンと3人で生の松原海岸で海水浴。3人だけのプライベートビーチだった。

夕方から、福岡ヨガリムトで3日間のワークショップがスタート。
この日は、月の礼拝、陰アサナ、呼吸法、マントラ、瞑想など総合的な夜のヨガの練習を紹介した。最初は舞踏から始めた。舞踏もヨガも日常と一体であることをふまえて、立つこと、歩くことをした。


27日は朝から晩まで、ワークショップ2つと最後にコンサート。
午前は、朝の総合的なヨガの練習を紹介。午後は、マントラワークショップ。夕方からシェンと一緒にコンサート。ひでくんやお部屋を貸してくれてるアミーゴちゃんと彼女の2歳の娘まーりちゃんなども来てくれた。キルタンで踊りだしたまーりちゃんがめっちゃ可愛かった!


ディナーは南インド料理の「あんまー」へ。オーナーのニラさんはマイケルジャクソンの大ファンで、彼のポスターがはってあったり、インドムービーダンス教室を自ら開いていたり、お客さんが働いてたり、ところどころでおもしろいお店だった。

28日は、また朝から晩まで3つのワークショップ。チャクラ瞑想、サンスクリット語入門、最後に、女神の歌。
今年で3回目福岡ですが、毎年来てくれる常連さんが多くて、本当にうれしい。帰ってきたっていう暖かい感覚がします。そして初めて参加してくれた方々もありがとうございました!

ヨガリムトを経営する友人しほちゃんと最後のディナー。日本のことから拡大して宇宙のことまでいろいろ話した。やはり福岡は、放射能から離れていることもあり、その問題に関する緊張感は少なめだと彼女も感じているとのことだった。確かに町の雰囲気からそんな感じはした。東京は夜景が暗くなったけど、福岡はあまりかわっていない、とか。センサーで自動的に始まるトイレの流水音も福岡で久しぶりに聞いたし。。。もちろん感心の高い人は地域に関わらず存在するけど。
多忙なスケジュールのなか毎年音のヨガを企画してくれて、感謝してます。今年もありがとう!

平成23年8月20日土曜日

平和のマントラ@108 Yoga Gathering

9月17日から19日の3日間、鵠沼海岸のつきのひで、108Yoga Gatheringが開催されます。

そこで17日(土)14時30分から16時30分『平和のマントラワークショップ』をします。

詳細は、こちらをご覧ください。http://ameblo.jp/108yoga/theme-10020728789.html

平成23年8月17日水曜日

夏の思い出 〜テンジンツアー、「しあわせ」、長岡花火大会〜



夏の思い出、第1章。
帰国直後から始まった、テンジンツアー。東京、埼玉、長岡と一緒にまわってきました。
まずは、東京のニーマルヨガでのコンサート。都心なのに、緑と空に恵まれたきれいなスタジオだった。ニーマルさん誘導の瞑想に始まり、最後は全員でのOm mani padme hum の大合唱が感動的だった。スタジオの守護神、ガネーシャさんがとても素敵だった。メンバー達と写真に写る時、誰もが彼が生きているようだったと言っていた。


東京公演後、即埼玉へ移動。深夜に翌日の会場である、おっぺに到着。暖かく迎えられ、宴会へ。この宴会がえらいことになった。チベタンダンスステップ講座、そして、チベットのタントラ聖典から発展した下ネタまで。(ちなみに、この話題の発起人は、テンジンさんではありません:)下ネタでこんなに爆笑したの久しぶりだった。


次の日は、コンサートとその前に映画の上映があった。「懐かしい未来」というドキュメンタリー映画。ラダックの急速な近代化、西洋化が、最近まで平和に機能していた古代からの方法にどう影響しているかに関するドキュメンタリー映画。考えさせられるとても良い映画だった。


埼玉公演終了後は1泊できて、翌日長岡へ。太郎さんからさらっと聞かされていた私の絵にお目にかかることに。ギャラリー、mu-anでのコンサート。画家の服部翠さんの個展のオープニングだった。
太郎さんが今年はじめのオーストラリアツアーのときに、たまたまステージ前の私を、知らない間にとっていて、その写真が絵になっていた。画家の服部翠さんがその写真を見て描いてくれた。しかも「しあわせ」というタイトルで、しあわせなものを背後にたくさん描いてくれたそう。こんな驚き、本当に幸せです。


これがもとの写真。オーストラリア、バイロンベイ、ガネーシャギャラリーで。


翠さんを囲んで、記念撮影。


翌日は、オフ!長岡花火大会へ。日本一と言われる盛大な花火大会で、有料席を用意していただいた上に、3時間前から場所取りピクニック。


3時間も待つならと、ツアー中の練習不足にしびれを切らせたシェンがタブラを持って行く!と主張し、タブラ、歌、バーンスリーなど花火を待ちつつ音楽を楽しんだ。ところが、1時間ほど経つと、「音楽や鳴りものを鳴らすのはご遠慮ください」とのアナウンスが場内全体に流れた。はい。。。うしろのおばちゃんは喜んでたけどね。。。

そして花火に大興奮!マルっていいな、と思った。




More photos→http://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150287937159560.347964.683849559&l=ca23ac7c0b&type=1

平成23年8月15日月曜日

エスノスーパーラウンジ @ 麻心  


EthnoSuperLounge エスノ・スーパー・ラウンジ @ 麻心

Ethno-世界中の人々が、
Super-時を超えて、意識を超えて、
Lounge-美しい光のなかで円になる。

Australian tabla player Shen Flindell and friends play two concerts in Kamakura


オーストラリアで世界中の民族音楽との交流を重ねるエスノ・スーパー・ラウンジ主宰、タブラ奏者シェンが、2週にわたり日本の民族音楽系アーティストたちと麻心で共演!

9/2はユキ&シェンによるインドの祈りの歌とタブラ、そしてムビラ・ジャカナカのマサ&リエによるアフリカの楽器ムビラの演奏と歌。

9/9は日本の民謡とトゥバの倍音唱法ホーメイのデュオ青山口、そして寺原太郎&シェンによるインド音楽のとりあわせ。

去り行く夏を惜しみつつ、思いっきりくつろいだ音楽で幸せな時間を過ごしませんか?


VOL 1: 9/2 (金)


Yuki + Shen - mantra, kirtan, tabla solo

(マントラ、キールタン、タブラソロ)

Masa + Rie - Mbira Zvakanaka (ムビラ)




VOL 2: 9/9 (金)


Aoyamaguchi - Japanese folks songs and throat singing

青山口 (民謡とホーメイ)


Taro + Shen - Indian classical bansuri and tabla

寺原太郎 + Shen (バーンスリー、タブラ)




OPEN 7:00pm START 7:30pm

当日 2500yen  予約 2000yen (1ドリンク付)



カフェ麻心 鎌倉市長谷2-8-11(2F)

Tel & fax (0467) 25-1414






平成23年8月9日火曜日

帰国、美しい新潟


日本に戻ってから、初めてのブログです。最近ツイッターというものを始めてから、ちょろっと書いて終わってた近況報告ですが、10日ほど前に日本についてから、東京、埼玉、長岡とテンジンさんツアーに同行し、長岡で一行と別れた後、新潟でワークショップとミニコンサートをしてきました。テンジンさんツアーについては写真が手元に無いので後で書くとして、時間が前後するけど先に新潟の旅報告。

前回の新潟はわずか5時間程度の滞在でしたが、今回は2泊してゆっくりと新潟を散策することができてよかった。

ツアー一行と見た素晴らしかった長岡花火大会のあと、一人新幹線で新潟へ。夜遅くに旅館着、即寝る。

次の日はゆっくりスタートで、ワークショップ会場のある白山神社へまずご挨拶へ。
鳥居をくぐると美しい白山公園が広がる。



ワークショップが「蓮華祭記念イベント」の一環になっていたその言葉通り、池に咲く無数の蓮を目の前に、感激。。



ランチをおすすめされたメキシコ家庭料理の店MAMMAでいただいた。
3種のタコスのコースがスープ、デザート、お茶付きで、650円!!!
とてもおいしくて、ヴォリュームもあって、本当に驚きの価格。
マスターは、とても言葉遣いが丁寧な穏やかな方で、会話も気持ちがよかった。

午後にプライベートレッスンを2つ。1対1で生徒さんとしっかり向き合える時間、有意義で大好きです。
合間には先日の大雨で増水した信濃川を眺めながらリラックス。

夜は新潟名物へぎそばをいただいたあと、朱鷺(とき)メッセから夜景を眺める。地元の方によると節電の影響かいつもより暗い、とのことだった。


翌日は午後から、ヴィネスパというワイナリーへ。仕事前に飲むこと普段は無いけど、まだ時間もあるしせっかく連れてきていただいたので、シャンパンを1杯いただく。

その後さくらの湯という温泉へ連れて行ってもらった。たくさんの種類のお風呂を堪能。昼間の露天風呂はこれまた開放的でよかった。


お風呂をでると、なんと空には虹が!なんかラッキー!!!



夜は白山神社横の歴史的建造物、燕喜館でワークショップ&ミニコンサート。


もともと富豪の家だった、とても広く美しい家屋で、部屋から蓮の池が見える。
始まる前、希望者はお抹茶をいただき、なんだかとても優雅な会場。

女神をテーマに、女神のマントラを唱えキルタンをした。平日にも関わらず多くの方に来ていただき、とてもうれしかったです。


終わったあとは、半端無く威勢のいい居酒屋で楽しい打ち上げ。

参加してくれた皆さん、いつも暖かくもてなしてくださるオーガナイザーの憲太さん、あみさんに深く感謝します。