平成26年2月23日日曜日

子連れインド


子連れのインドも楽しいものです。

サラスワティが何より楽しそう。

今のところ何の病気もせず、そこは安心。残りの10日間も何事もありませんように。



いろんな人に声をかけられ、抱っこされて、一緒に記念撮影されての毎日です。
だいたい一日に10人以上の他人に抱っこされ、インド人の特徴は、「必ず別の部屋に連れ去る」。人見知りもすっかり解消。いいトレーニング。


宿のオーナーの子供たちもサラスワティとよく遊んでくれて、やっぱり子供同士は楽しいから、建物中に響くような歓喜の雄叫びをあげています。

道ばたの牛や、犬などもみんな友達。「ウー!」と声をかけます。


もうすぐ1歳。最近はさらにまたいろいろな発達をみせています。


朝の発声練習は、いつも一緒に「あーーー」と歌います。
最近は、私がiPhoneを手にすると、タンプーラの音を鳴らすと思って、早速「あーーー」と歌い始めます。
私が歌っているラーガの音を拾って歌うこともしばしば。ママとパパはいたく感心:)親ばか自認。

タブラも相変わらず、毎日叩いてます。



おしゃべりも、言葉になりきってはいないものの、言いたいことがたっくさんあるみたいで、いろいろ熱弁したり。

ヒンディー語みたいな言葉を一番よくしゃべり、「ベイトー」(座れ)と一日中言ってます。笑

意味の通る言葉もいくつか話し始めました。

「バイバイ」、「おっぱい」と「ボ」。

「バイバイ」は、ちゃんと手を振りながら言います。自分がお出かけするときは、お部屋にも言います。

「おっぱい」は、なんとなく連発。

「ボ」は、ボールのこと。大好きなボール遊びをしながら、「ボ!」「ボ!」と指差して連発。


そして最近初めて、4歩あるきました。

ぎこちなーいふらふらした足取りで、本人も何が起きているのかわからないまま、いち、に、さん、し、コテン!
親だけ、めちゃ喜ぶ。



歯も増えてきて、今6本。

食べ物も前のようにすべてすりつぶさなくてよくなったので、断然ラクになりました。

私たちの食べている物をつまみ食いしながら、いろいろ新しいものにトライしてます。



夫婦でいつも交代でサラスワティの世話。おつかい系はだいたいシェン。私がレッスンのときは、彼が子守り。最近はシェンの足首ねんざにより、サラスワティもレッスンに一緒にきてました。グルジやグル兄弟姉妹たちのみんな、どこでも暖かく迎えてくれて感謝です。


はじめておもちゃも買っちゃったりして。この羽ばたばたする蛾みたいなのと、鳴く猿のぬいぐるみと、キッチンセットと、アルファベット、4点合計で1000円以下。お得。


子供がいないときの私のインド生活は、たくさんのことをして、たっくさんのことがおきて、刺激的なものでした。今はそれとはいろいろ違うけど、こんなハッピーでスローなインド生活もいいものです。

平成26年2月22日土曜日

『Dhrupad Festival in Delhi』 Webcast

デリーで開催中のドゥルパド・フェスティバルの様子が、インターネットで見れるそうです。

月曜日からヴァラナシでは4日間ドゥルパド・メーラーも始まるし、1週間盛りだくさんです。

ちなみに、時差は、日本が3時間半進んでいます。

Webcast at: http://ignca.gov.in/webcast/

Dhrupad Festival
in the memory of Ustad Rahim Fahimuddin Khan Dagar and Ustad Zia Fariduddin Dagar:

Schedule:

Friday, 21 February - 6:30 p.m.
Pandit Pushpraj Koshti (Surbahar) at 6:30 p.m.
Ustad Hussain Sayeeduddin Dagar (Dhrupad) at 8 p.m.
(vocal support by S. Aneesuddin Dagar & S. Nafeesuddin Dagar)
Pakhawaj Accompaniment: Pandit Dalchand Sharma

Saturday, 22 February - 6:30 p.m.
Smt. Jyoti Hegde (Rudra Veena) at 6:30 p.m.
Ustad Faiyaz Wasifuddin Dagar (Dhrupad) at 8 p.m.
Pakhawaj Accompaniment: Pandit Mohan Shyam Sharma

Sunday, 23 February - 10:30 a.m.
Smt. Nancy Lesh-Kulkarni (Cello) at 10:30 a.m.
Pandit Uday Bhawalkar (Dhrupad) at 12 Noon
Pakhawaj Accompaniment: Shri Pratap Awad

Venue: Auditorium, C. V. Mess, Janpath, New Delhi - 110 001.

Time: 6:30 p.m. on 21 & 22 February & 10:30 a.m. on 23 February



平成26年2月8日土曜日

インド生活再開

インドに着いて1週間が経ちました。

コルカタに降り立ち一日半滞在、カーリーのまつられたDakshineshwarを訪ねて、念願の女神様に謁見。
ボートに乗ってRamakrishnaのお寺、Belur Mathにも行きました。

Belur Mathでは、Vivekanandaの誕生150歳記念のフェスティバルが催されていました。
博物館もあり、RamakrishnaやSarada Devi、Vivekanandaなどの遺品がたくさん展示されていて、聖者のシンプルで清らかな生活の雰囲気が伝わりました。
寝床が異常に小さかったのが印象的。彼らはもう瞑想の姿勢がほとんどだから、横になる必要はないのかな?と思わせるような短い寝床でした。



ヴァラナシでは、今回もガンガーの南端のアッシーガートに滞在。前に住んでいたところがいっぱいで新しい宿に。

キッチン用品などもそろえ、自炊も定着し、生活が落ち着いてきました。



レッスンも再開。Raga Todiの新しい10拍子の曲を始めました。グルジと一緒に即興でアーラープを歌いながら、彼の紡ぎ出す美しいメロディにうっとりしつつ、録音不可なのでなんとか少しでも自分に染み込ませようとする時間です。



サラスワティをつれてグルジ宅近くのドゥルガー寺院にも訪れ、お祓いもしてもらいました。



そして4日は、サラスワティプージャがありました。これに間に合うように今回来ました。

朝はグルジ宅でプージャ。
毎年恒例のRaga Bhairaviのサラスワティの曲を歌ったあと、グルマの作ったさっぱりしたおいしいキチュリーをいただきました。
サラスワティもプラサードのフルーツをみんなからおすそわけしてもらって、初キチュリーもいただきました。すでにマサラ好きなようで、ばくばく食べてました。



午後はシェンのグルジ宅でのコンサート。シェンがほかの生徒二人と3人組のタブラ演奏をしました。



夜はドゥルパドのグルクルで、サラスワティプージャの特別グループレッスン。終わった後はみんなでディナー。
これから毎週1回グループレッスンがあるそうでうれしい。グループで歌うのはまた違った喜びがあるから。



サラスワティプージャ後数日は、サラスワティ像をガンガーに流すのですが、、、なぜか川までの道のりがストリートパーティになります。。。

トラックに巨大なスピーカーをのせて、大大大音量のダンスミュージックを流し、若い男の子たちが踊りまくります。街中のサラスワティ像があらゆるところから川に向かって運ばれてくるので、川の近くに住んでいると、爆音のダンスミュージックが来ては去りが絶え間なく繰り広げられます。

それにしてもすごい音。。。地響きがするレベル。こんなの日本では絶対考えられない。。。そして楽しそうだな。
バルコニーからその狂気の沙汰(笑)を眺めつつ、サラスワティを抱っこしながら私たちもちょっと踊ったりして。

そんなわけで夜は練習にならないので、ブログを書いてます。

楽しいインド生活あと1ヶ月続きます。いつもに比べて短いけど、十分満喫していきます。