平成20年6月8日日曜日

習い事の数々in インド 〜マントラ、音楽

今回のインドの旅では、実にたくさんの習い事をしました。いろいろやったなあと振り返りつつ、挙げてみます。


*マントラヨガ
リシュケシュでは、1ヶ月間週6回マントラヨガのクラスを受けていました。Indu Sharma先生という女性の先生に習いました。彼女は、とてもよく響いて凛としていて癒される、素晴らしい声の持ち主です。クラスではしっかり生徒の声を聞き、丁寧な発音の指導をしてくれました。声を出すこと、歌うことを楽しみながらクラスを受け続けているうちに、目に見えないけれどポジティブな変化が自分自身に起きているのがわかりました。
同じ先生からハタヨガの指導も受けました。マントラの先生ということもあり、アサナのクラスもマントラをふんだんに取り入れたメロディアスな美しいクラスでした。今後の私のクラスはこの先生の影響を大きく受けたものになるでしょう

チャンナイでは、KYC(クリシュナマチャリヤ・ヨガ・マンディラム)で、ヴェーディック・チャンティングの個人レッスンを受けました。先生には予言的うれしいお言葉をいただきました。

*ドゥルパド(インド古典声楽)
ヴァラナシでは音楽修業に精を出しました。インド音楽は前から好きでいつも聞く側でしたが、素晴らしい先生を紹介していただく機会に恵まれ、インドの古典声楽、ドゥルパドを学びました。(紹介してくださった、最初の先生まりこさんに大感謝!)
ドゥルパドは北インドの最も古い声楽のスタイルで、ゆっくりとした繊細な歌い方がとても瞑想的です。ヨガのような修業的要素が強く、夜明け前からするサーダナ(精神修業)もあります。発声法にはチャクラなどクンダリーニヨガのの理論なども絡み、実に奥の深い芸術だと感じました。
今回超多忙スケジュールの中、指導に時間をさいてくださった、Dr. Ritwik Sanyal先生に深い感謝を捧げます。

*ハルモニウム
念願のハルモニウムをヴァラナシで購入しました!レッスンではいろいろな神様の曲を習いました。サンフランシスコの私のヨガの先生はいつもクラスでハルモニウムを弾いていて、ずっと欲しいと思っていました。今一番のおもちゃです 今後鎌倉の私のクラスも少しずつ披露していきたいです。

*Vag Yoga (クンダリーニヨガ)
ヴァラナシのDr. Vagish Shastri先生よりVag Yogaを学びました。Vag Yogaはクンダリーニヨガの古来の名称で、Unity with Superconscious Soundという意味だそうです。レクチャーでは、この宇宙のさまざまな音についてや、右派と左派のタントラの違いなど、その他いろいろ興味深いお話がありました。今までうやむやだった知識にピカリと光が当たる瞬間が何度もありました。また、プラナヤマの実践の大切さを改めて学びました。それ以来、自分の練習の中でプラナヤマにかける時間がぐんと増えました。

*サンスクリット語
ヴァラナシで、僧侶のダルマダースさんより短期の集中講座を受けました。とても得るものの多い、素晴らしい内容でした。読み、書き、発音をひととおり習いました。マントラの発音練習などに大いに役立っています。最後の授業は超白熱!般若心経の原典のサンスクリット語バージョンまで披露していただきました。

*踊りは、インディアン・シヴァ・ダンスとオディッシー・ダンスなどを少しだけやりました。今回は自然と音関係に重点を置く流れになったので、かじった程度です。でもインド舞踊は本当に美しくて大好きです。自分の舞踏に取り入れたい要素なので、また次回。

*オーロヴィルでSri Vast Ashramでインナーヨガのコースも受けました。砂の上を這ったり、動物になったり、自然に還るとてもスローな瞑想的ヨガです。セラピー効果が非常に高いようで、強い反応がでているひともぽつぽついました。私のやっている踊り、舞踏にとても近いものがあると感じました。ここのグルジ、Sri Vast氏は舞踏などご存知で、好きだそうです。そしてアシュラムのNature Spirit Festivalで舞踏のワークショップを突然教えることになったのですが、えー私が!?と最初は思ったけれど、それが凄く楽しかったです!自分の小さな初公演もして、インド人がよく言う、Sab Kuch Milega!(Everything is possible!)ほんとだな、と思いました。

*あと、クッキングクラス ダルフライ(豆のスープカレー)、アルーゴビ(ジャガイモとブロッコリーのカレー)、アルー・パランタ(ジャガイモをつめたチャパティ)を習いました。

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