先週、シドニーで開催された大野慶人先生の公演とワークショップに行ってきました。
先週末、Tess DeQuincey氏によるBody Weatherの3日間のワークショップをブリズベンでした後、シドニーで大野舞踏。舞踏週間でした。
火曜日朝のフライトでシドニーへ。午後にNew South Wales Art Gallaeryでの写真家細江英公氏のレクチャーへ。都会の中心でありながらも、広い緑の公園の中にあり、海に面した気持ちのよいところ。
レクチャー前にカフェで慶人先生に遭遇!久しぶりの再会を喜ぶ。今回は今年大学を卒業されたお孫さんと一緒に来られました。
細江英公氏のレクチャーでは、舞踏家土方巽や大野一雄、大野義人、作家三島由紀夫の撮影時のエピソードなどが印象的でした。60年代当時挑発的で画期的な写真達がどのように生まれたか。話を聞いていたら、禁じられた遊びを楽しむ子供の気持ちを思い出しました。
Yoshito Ohno & Eikoh Hosoe
翌日は、午後大野慶人先生のパフォーマンスと細江英公氏の対談が同ギャラリーでありました。
この日が細江氏の写真展のオープニングで、父大野一雄の写真達の前で、慶人先生が踊り、対談では、一雄先生が写真を撮られながら踊りのアイデアを生み出していた話などがされました。
シドニー在住の舞踏家達、日本の大野スタジオを訪れたことがある人達からのひとことと舞踏のショートデモなどもありました。
最後は土方巽の振り付けの踊りを披露されました。彼が死の直前に後世に伝えるよう慶人先生に引き継いだものだそうです。
一緒にシドニーに来た友人ミーガンの沖道ヨガの師、シドニー在住のまさこさんにも初めてお会いしました。沖道ヨガのオーストラリアの母として慕われる方で、公演後、日本食ディナーへ。たくさんためになるお話を聞き、母の暖かみに触れ、素晴らしい時間を過ごしました。
Masako & Megan
3日目、舞踏ワークショップがありました。Rushcutter Bayという港に面したDrill Hallというダンススペース。
Rushcutter Bay
先生は、港と船を見て、横浜を思い出すと言っていました。
Body exists only when it's created, and is also surreal.
花、堅いとやわらかい、高いと低い、大きいと小さい、母の背中、1ミリの隙間、バラ園、子供、などを踊りました。
Drill Hall
花になるには、花を7年間毎日踊ること。最後に、練習道具として、バラの造花を全員に一輪ずつくれました。
ワークショップのあと先生と参加者達でディナーへ。
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