再び開催決定です。
平成23年10月31日月曜日
平成23年10月24日月曜日
札幌の旅
先週コンサートとワークショップのため、札幌へ。4日間滞在、早めに行って最初の2日は観光しました。
今回の企画は、新潟と札幌でマッサージサロンを経営する佐藤あみさんによるもので、お忙しい中、観光のこともいろいろ考えてくださり、とっても楽しい時間を過ごしました。
13日夕方札幌着。札幌駅は巨大。地下街は東京並みに発達している。寒いので、冬は地下道を多用するらしい。
夜景のうえに浮かぶ満月が美しかった。
鍵盤まで真っ赤なピアノを熱奏する(真似)。
札幌に住む、インド声楽の姉妹弟子すがたちゃんを招待して、円山公園にある有機野菜のレストランVALOで夕食。
食後はサルサダンスが趣味のあみさんおすすめのレッスンへ。EL Mangoというサルサバーで、はじめてのサルサダンスを楽しむ。
翌日は、美瑛観光。札幌から約2時間半。
乗り換えた旭川駅が美しくびっくりした。エスカレーターに乗る瞬間、心地よい木の香りに包まれる。
色とりどりの花が咲き乱れる丘の景色や、そこにぽつんと立つ木がいろいろなロケに使われるなどで有名な美瑛。
まだひまわりが咲いている。
もうしっかり紅葉している。
美瑛神社をお参り。
美瑛でとれた野菜を使ったカレー。野菜そのものの美味にこれほど驚き堪能したのは久しぶりだった。丸1日美瑛散歩を楽しんだ。
3日目、朝ヨガシャラでヨガクラスに参加。ダーマヨガということで行く気になる。NYでダーマヨガのティーチャートレーニングを受けたときが懐かしい。ダーマ先生の写真に見守られながらのヨガを満喫した。
その後、北海道神宮へお参り。横に映っている青い服のおじさんの、神社の前で小さく何度も何度もおじぎをする姿に、心うたれた。
神社の参道で、すごい質感の樹に出会った。
新潟で過去2年イベントを企画してくださっている、ヨガ教師の中野憲太さんも駆けつけてくれました。
夜は、お寺コンサート。證誓寺(しょうせいじ)の「睡蓮の間」というモネの絵のような巨大な睡蓮の絵が飾られたとても美しいお部屋でした。
新潟から来てくれた橋本さんと。過去の新潟でのイベントに参加してくれ、今回イベントも観光もずっと一緒にきてくれて、笑いの絶えない日々でした。素敵なあじさいの花束をくださいました。あじさいやひまわりがまだ咲いていて、紅葉してる、不思議な季節感だなと思いました。
最終日は、 朝、漢方屋さんに行き、前回のコンサートの教訓から、喉、声に効くものを調合してもらった。
午後、ワークショップ2本。マントラ入門とマントラとアサナのワークショップ。
あみさんのブログをぜひご覧ください。今回のレポートも詳しく載っています。http://plaza.rakuten.co.jp/katakamuna/
最後は、八雲という北海道では有名なおそばやさんで、お食事。東京からきてくれた古いヨガ仲間、大滝涼子さんも一緒に。彼女は、障害児にヨガを教える先生になり、活躍しています。いろいろおしゃべりしながら一緒に空港へ。
本当に楽しかった北海道の旅、あみさん、参加してくれた全ての方々に深く感謝します。
平成23年10月21日金曜日
舞踏、生き様
今日は稽古前に、大野一雄85才くらいの時のものから、100才近いときの最後の公演まで、5公演くらいのDVDを見た。
体が十分動いていた時期の傑作から、歩けなくなって精神もあやふやで椅子の上で踊る姿まで。
慶人先生がときどき説明してくれた。この公演で一雄先生は腰を壊して歩けなくなったとか、このときはもう右目が見えていなかった、でも誰にも言わなかったとか、戦争の話を予定に無かったにも関わらず突然始めたとか、舞台からのひきどころももうわからなくなっていたとか。
最後の公演をみたときは、涙が止まらなかった。なんだろう、この力は。
歩けなくなった父親の腰を支え、舞台上の椅子まで導き、真剣な表情で見守る慶人先生の作る緊張感も凄まじかった。
体が十分動いていた時期の傑作から、歩けなくなって精神もあやふやで椅子の上で踊る姿まで。
慶人先生がときどき説明してくれた。この公演で一雄先生は腰を壊して歩けなくなったとか、このときはもう右目が見えていなかった、でも誰にも言わなかったとか、戦争の話を予定に無かったにも関わらず突然始めたとか、舞台からのひきどころももうわからなくなっていたとか。
最後の公演をみたときは、涙が止まらなかった。なんだろう、この力は。
歩けなくなった父親の腰を支え、舞台上の椅子まで導き、真剣な表情で見守る慶人先生の作る緊張感も凄まじかった。
平成23年10月12日水曜日
報国寺、荏柄天神社
今日は鎌倉を散策した。報国寺、荏柄天神社、寿福寺へ行った。
考える観音様。報国寺。Kannon in contenplation, Houkokuji-temple, Kamakura
報国寺、通称竹寺。Houkokuji-temple, so called "Bamboo Temple" . 清々しい空間。大野先生がよく言う、竹のような "空っぽのからだ" を思い出す。
絵筆塚。漫画家の絵筆が納められている。荏柄天神社、鎌倉。Efudezuka, drawing blush pillar, Egaratenjinja, Kamakura.
女性の河童の絵。なつかしい。Female Kappa(mythical creature)
平成23年10月10日月曜日
初ドゥルパド公演を終えて
10月9日、ドゥルパドコンサートが無事終了。
9月のサンギート・メーラーでカネコテツヤさんに久しぶりに再会し、第一声「ユキちゃん、ドゥルパドやろうよ!」と言われた。そろそろやるべきだとまわりからも言われていて、そう思いつつも、時期尚早を理由に先延ばしにしていた。でも彼のこの言葉をきっかけにもうこれ以上延ばすべきではないと、決意。
直前1週間は仕事もいれず、毎朝5時に起きてマンドラ・サーダナを再開、今までで最も練習してきた。
そして予想外の展開。歌いすぎて、コンサート3日前に喉をつぶすという失態をおかす。高音はまったくでなくなり息も続かなくなった。これでは歌えない。キャンセルの危機を感じる。
最後の2日間は歌えず、まだ練習し足りない思いのなか、いい意味でのあきらめと知足を自分に言い聞かせる。
本番に声がでないことは本当にまずいので、コンサート前日、知人のすすめで人生2回目の鍼治療へ。
右鎖骨の下を走る神経が声帯に繋がるので、そこの堅くなった筋肉に指圧と鍼。声が枯れたら揉むといいらしい。
これが効いたのか、声を出さず安静にしていたから時間が経って戻ったのか、夜に声が出始めた。完全回復ではないけど、キャンセルの危機はまぬがれ、ほっとする。
前日夜に少し歌ったらやはりまだ本調子ではなく1時間もすると喉は疲れ、また声がでなくなってきた。おっとっと。油断禁物。まだ温存が必要だと悟る。先輩達から、コンサート直前はリラックスすること、フレッシュな即興のためにも、直前の練習は控えるアドバイスなどをもらう。
9日当日、まずはナダヨガワークショップがあった。ワークショップ中に、1時間もするとまた声がどんどんでなくなっていった。使えば使うほど弱っていく。うわ、これは大変、、内心ひんやりしながらも、心の中でマントラを唱える練習などを取り入れながら、なんとかやりきる。
でもコンサート直前に飲んだ「ほっとれもん」が効いたのか、コンサートが始まったら、ワークショップのときよりはぜんぜん声が出始めた。マントラは声に問題なく歌えた。ドゥルパドでは広い音域が要求され、高音がきつかった。逆に喉が潰れ気味のときは、低音は出しやすい。
パカワジとの演奏は、まるでサーフィンのようで、リズムの波にのる興奮を覚えた。ときどき波にのまれもしつつ。。
今回は、Raga Yaman, Teevra(7拍子)とRaga Patdeep, Chautaal(12拍子)、テツヤさんのパカワジソロにSultaal(5拍子)を歌った。
初めてのドゥルパド、素晴らしい体験だった。たくさんの反省点と学び。何をすべきか教えてもらった。改善して次に臨む気満々になった。
わざわざ名古屋から来てくれたカネコテツヤさん、いつも私の実験的企画をサポートしてくれる楽道庵、私の新たな始まりを見届けてくれた観客の皆さんに心から感謝します。
9月のサンギート・メーラーでカネコテツヤさんに久しぶりに再会し、第一声「ユキちゃん、ドゥルパドやろうよ!」と言われた。そろそろやるべきだとまわりからも言われていて、そう思いつつも、時期尚早を理由に先延ばしにしていた。でも彼のこの言葉をきっかけにもうこれ以上延ばすべきではないと、決意。
直前1週間は仕事もいれず、毎朝5時に起きてマンドラ・サーダナを再開、今までで最も練習してきた。
そして予想外の展開。歌いすぎて、コンサート3日前に喉をつぶすという失態をおかす。高音はまったくでなくなり息も続かなくなった。これでは歌えない。キャンセルの危機を感じる。
最後の2日間は歌えず、まだ練習し足りない思いのなか、いい意味でのあきらめと知足を自分に言い聞かせる。
本番に声がでないことは本当にまずいので、コンサート前日、知人のすすめで人生2回目の鍼治療へ。
右鎖骨の下を走る神経が声帯に繋がるので、そこの堅くなった筋肉に指圧と鍼。声が枯れたら揉むといいらしい。
これが効いたのか、声を出さず安静にしていたから時間が経って戻ったのか、夜に声が出始めた。完全回復ではないけど、キャンセルの危機はまぬがれ、ほっとする。
前日夜に少し歌ったらやはりまだ本調子ではなく1時間もすると喉は疲れ、また声がでなくなってきた。おっとっと。油断禁物。まだ温存が必要だと悟る。先輩達から、コンサート直前はリラックスすること、フレッシュな即興のためにも、直前の練習は控えるアドバイスなどをもらう。
9日当日、まずはナダヨガワークショップがあった。ワークショップ中に、1時間もするとまた声がどんどんでなくなっていった。使えば使うほど弱っていく。うわ、これは大変、、内心ひんやりしながらも、心の中でマントラを唱える練習などを取り入れながら、なんとかやりきる。
でもコンサート直前に飲んだ「ほっとれもん」が効いたのか、コンサートが始まったら、ワークショップのときよりはぜんぜん声が出始めた。マントラは声に問題なく歌えた。ドゥルパドでは広い音域が要求され、高音がきつかった。逆に喉が潰れ気味のときは、低音は出しやすい。
パカワジとの演奏は、まるでサーフィンのようで、リズムの波にのる興奮を覚えた。ときどき波にのまれもしつつ。。
今回は、Raga Yaman, Teevra(7拍子)とRaga Patdeep, Chautaal(12拍子)、テツヤさんのパカワジソロにSultaal(5拍子)を歌った。
初めてのドゥルパド、素晴らしい体験だった。たくさんの反省点と学び。何をすべきか教えてもらった。改善して次に臨む気満々になった。
わざわざ名古屋から来てくれたカネコテツヤさん、いつも私の実験的企画をサポートしてくれる楽道庵、私の新たな始まりを見届けてくれた観客の皆さんに心から感謝します。
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