我が家で開催したグルジのレクチャー/コンサートのビデオです。
ドゥルパドに関するお話と、Raga Bilaskhani Todi.
ドゥルパドに関するお話と、Raga Bilaskhani Todi.
レクチャーの一部を日本語にしてみました。
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ドゥルパドは、娯楽のための芸術ではない。崇拝である。
音に関わる中で自身を進化させること。音の領域、目に見えない世界への旅。
自己を知ることを目的としている。。。音楽はそうあるべきである。
聖なる音。
今のこの闇の時代、カリ・ユガに唱えると良い、ヴィシュヌ・マントラ、Hari Om Narayana Tarana Taarana Ananta Hari Om。
ドゥルパドのアーラープは、このマントラを分解した音節から成り立っている。
HariがRiになり、NarayanaがNaに、OmがNumというように。。。
1000万回のプージャ(神に捧げる儀式)は、1回の瞑想に値する。
1000万回の瞑想は、1回のジャパ(マントラを唱え続けること)に値する。
1000万回のジャパは、1回歌うことに値する。
歌を超えるものはない。
聖者ナーラダがヴィーナーを弾き、歌いながら、宇宙を旅するのを見て、ヴォシュヌ神は言った。
「彼が一番敬虔な信者だ。なぜなら私のためにいつも歌っているからだ」と。
歌うことで、自分のすべてを表現する。魂をいたわり、浄化する。
歌うことは浄化のプロセス、自己実現のプロセス、全てである。
この道において、知るべきこと、すべきことは無限にある。
それを知ると、エゴは自然と消えて行く。
マインドではなく、ハートで体験する。