平成21年3月28日土曜日

Yoga in Rishikesh


3ヶ月滞在したヴァラナシを離れ、デリーで4日間をすごし、今リシケシにいます。

ヴァラナシではお財布をとられたり、2針縫う怪我をしたり、といろいろありましたが、Dr Ritwik Sanyal先生から学んだ古典声楽ドゥルパドはとてもエンジョイしました。Raga Bhairav(シヴァ神の音階)を今も続けて学んでいます。前回の滞在では、音階練習などで終わりましたが、今回初めて曲を学び、さらにおもしろくなってきました。早朝の練習を続けるうちに声域が少しずつ広がっていったこともさらにやる気を与えてくれました。

リシケシはヨガの聖地です。おもに朝と夕方、さまざまなところでヨガや瞑想のクラスなどがあります。
朝ヨガして、午後はフリーで、夕方からまたヨガ、という生活が一般的です。


ヨガ1日目

マントラヨガ@Parmarth Niketan

毎年International Yoga Festivalが開催されているアシュラムです。前回もここでマントラを学びました。現在ティーチャートレーニングが行われているそうで、そのなかにマントラクラスのみ参加させてもらうことになりました。
先生は前回習ったIndu Sharma先生のグル(師匠)、アシュラムのmatajiです。とても美しい声で、時々マントラに関する興味深い内容の解説を加えてくれます。

この日は、Guruvandanaというマントラについてお話がありました。
このマントラは、シヴァ神の再来といわれる偉大な聖者シャンカラチャリヤにささげる言葉を多く含んだもので、シャンカラチャリヤのグルがパタンジャリです。どのグルにもその上にまたグルがいて、というつながりを最後までさかのぼるとシヴァ、神に到達します。だからグルは、私たちを神の存在へと導いてくれる案内人なのです。では、グルと、普通の教師との違いは何か?Guはdarkness、ruはremoverを意味します。普通の教師がただ知識を与える存在であるのに対し、グルは暗闇を取り除く者、弟子から無知という暗闇を取り除き、光を与え、現実をありのままに見る手助けをしてくれる存在です。

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午後は、初めての綱渡りに挑戦!あるホテルの中庭の木にロープをつないで、その上を歩こうと試みました。はじめは棒を使ってバランスをとり、徐々にはずしていくようにしました。でも棒がないと1歩くらいが限界でした。綱渡りは、中心軸を感じるのに即効の方法で、また無になることがとても大切だと思いました。何か考え事をするとすぐバランスを崩します。楽しかったのでまたやりたいです。

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Yoga Therapy and Traditional Hatha Yoga@Yoga, Music and Culture Center

SJRS Collegeのヨガ学部の長、Sri Lakmi Narain Josh先生を招いた3日間のワークショップがこの日から開催されました。伝統的な方法を用い、この病気にはこのポーズとこの呼吸法、など非常にクリアな説明で教えてくれました。Prana Dharanam(呼吸への集中)や、すべてのナディの発信地としてのマニプーラチャクラの大切さを説き、アサナは主に仙骨のエリアをほぐすものを中心にやりました。また、マントラAUMを一音ずつ唱え、Aでおなか、Uで胸、Mで頭に振動を感じました。そして何より、先生の息の長さに仰天!全員唱え終わっても先生だけ延々続き、普通の人の10倍くらいの長さでした。

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