平成21年4月30日木曜日

Kasardevi

Rainbow Gathering の後、Kasardevi(カサールデヴィ)に行きました。 厳しいキャンプの後は、屋根がある!寝床が平ら!トイレがある!食べ物がある!とありがたみでみんな相当ハイになりました。
Kasardeviは、山のてっぺんの一本道に沿ってひろがる小さな村です。
Kasardevi Templeには女神Durgaがまつられ、村の名前も、通りの名前もすべて女神の名がついた村です。
本当にシャンティなところで、女神にまもられているってこういう感覚?と思うほど、癒されました。 静かで無駄なものは一切なく、美しい景色と澄んだ空気とおいしいたべものがあります。無理に座ろうとしなくても、自然と瞑想がはじまるような場所です。ヨガや瞑想、読書などに最適なところです。

山の頂上にあるので、360度すばらしい景色です。
ぼーっとした薄い紺色の山並みに沈む夕日がとても幻想的でした。紺、ピンク、オレンジの壮大なグラデーションだけが目の前に広がります。夕日が消える最後の瞬間まで毎日ただただ眺めていました。

夜は満天の星空が広がります。山のてっぺんに一本生えた木のシルエットとこぼれるような星空を見ていて、まるで絵本のような風景だと思いました。

ある夜は嵐でした。音のない雷がしばらく続き、徐々に音が近づいてきました。静かに夜空を引き裂く稲妻は、恐ろしいほど美しく、圧巻でした。

部屋からは、あのヒマラヤが見えました。
青空に白く浮き出ていて、とにかく高いです。
『ヒマラヤ見るたびに幻覚かと思う。』
と言う友人の言葉に納得。 確かにこの世のものに見えません。

あの頂上に登った人がいるなんて、ほんとすごい、、、と思いました。

Kasardevi Templeは山の上にあり、さらに上っていくとShiva Templeがあります。そのShiva Templeの中に小さなBhairav Templeがありました。BhairavはShivaの別名で、今私は歌でその旋律を習っています。あまりお目にかかることのできないBhairav Templeを見つけ、喜びと感謝でいっぱいになりました。Templeは静かで人もほとんどいません。長い間その中で座って、歌っていました。山の天気は本当に変わりやすいです。突然雨が降り出し嵐がやってきました。嵐でShiva Templeに監禁されるなんて、なんという幸せ。結局3時間くらいいました。大好きな場所でその後も何度も通いました。

ある日部屋の窓にとまっていた蝶々。黄緑とピンクのなんともキュートな子。
朝起きて外に出るととまっていた。ずーっとじっとしていて触ってもほおずりしても大丈夫。夜帰ってきたらいませんでした。

1 件のコメント:

Shen さんのコメント...

Wah, kya baat hai!!!