平成21年12月15日火曜日

音の世界への導き


先週は素晴らしいコンサートが続き、レッスンも始まりました。音楽生活本格スタートです。

先週水曜日は、AssiのGanges Viewというホテルで、MumbaiからやってきたSurbaharのマスター、Pushpraj Koshti氏のドゥルパドコンサートがありました。ドゥルパドはインドで現存する最古の古典音楽です。Surbaharはシタールに似たさらに大きな楽器で、ドゥルパドの演奏に使われます。Pakhawajによる伴奏は、Srikant Mishra氏。コンサートで私のグルジRitwik Sanyal氏に再会。明日の晩おうちに招かれる。

木曜はグルジのおうちでディナー。彼と家族の南インドでのバケーションの写真をたくさん見ました。イタリア人の生徒の女性がおいしいインドイタリア料理を作ってくれました。

金曜朝、今期初レッスン。以前から学んでいたRaga Bhairavの即興を始めました。なんだかすごいことになってきた、こわいような、同時にぞくぞくわくわくするような感覚を覚えました。そして新しく、夜のラーガ、 Raga Yamanを始めました。これで朝も夜も練習するラーガができてうれしい。


土曜日はBHU、ベナレスヒンドゥー大学のホールでのグルジのコンサートへ。1週間にわたって午後3時から夜7時くらいまで毎日行われていたコンサートの最終日でした。とても素晴らしかったです。これからの学びがさらに楽しみになってきました。


"Dhrupad is not a apecific jenre with its peculiariities, but a universal representation of sound, a beautiful and endless journey to eternity. In the process we enjoy the sound of life and grow every moment both existentially and spiritually. It is a prayer of the universe for the well-being of mankind.....let us all get absorbed and take part in this never ending journey into the realm of sound....." - Ritwik Sanyal

“ドゥルパドはある特徴をもった特定の音楽ジャンルではなく、音の普遍的な表現、永遠への美しく終わりのない旅である。その過程において私たちは人生の音を 楽しみ、いつの瞬間も、自己の存在、精神を成長させていく。これは人類の平和や幸福へ向けた宇宙の祈りである。この音の領域への終わりのない旅に出よう。” 

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