平成22年1月3日日曜日
2010年 迎春
あけましておめでとうございます。
インドでは、お正月の雰囲気はあまり感じられません。新年は4月だそうです。
ヴァラナシは大晦日から本格的に寒くなり、今もその寒さが続いています。でも来週にはまたあたたかくなるでしょう。
大晦日の午後、ガンジス河でボートの上、音楽を楽しみました。Vocal, Harmonium, Tabla, Tampuraなど、音楽家達が集まり、自由な即興演奏を披露してくれました。
かわいい赤ちゃんも加わり、至福の時を過ごしました。音楽のあとは沈黙をもって、ガンジス河に花とろうそくを捧げ、新年に向けて祈りました。
夜はKashika Music Hallで開かれたシタールとヴァイオリンのコンサートへ。多くの友人に遭遇。
シタールのSmt. Shrabani Biswasさんは、終始穏やかな表情で女性らしさのある美しい演奏をしてくれました。
ガンジス河沿いから眺める満月がきれいでした。
元日はいつもと変わらず、レッスンへ。インドではお正月は休日ではありません。
夜は、Hotel Gangs Viewでのドゥルパドコンサートへ。Ragesh & Vishalによる男性二人のデゥエット。パカワジは、Shrikant-jiと金子哲也さん。
今週は、ドゥルパド歴17年のShreeさんが南インドからきていました。お茶をしながらいろいろためになるお話をきいたり、レッスンの見学などをさせてもらいました。レッスンでは、一つのラーガについてここまで深く追究することが出来るのか!など、びっくりする瞬間も多々。また、中世に実在した聖人歌手の話など、レッスン後の会話も有意義でした。
『ラーガと親しくなること。ラーガの匂いまでわかるように。』という彼女のメッセージが印象的でした。
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