平成22年2月19日金曜日

Dhrupad Mela

Dhrupad Melaが2月10日から12日にTulsi Ghatで開催されました。インドの古典音楽の中で最古のドゥルパドが3日間夜通し演奏されました。毎年、Shivaratri、シヴァ神のお祭りの時期に重ねて開催されます。

夜7時頃から始まり明け方まで3日間、1日7組くらい、計20組くらいのアーティストが出演しました。

Ritwik Sanyal (vocal)
ラーガの深い知識を持ち、ラーガの特徴を繊細に表現することで定評のあるグルジ。多くの観客が集まり、Jogの世界に浸りました。

Uday Bhawalkar (vocal)
去年彼のコンサートを見て、本当に衝撃を受け、感動しました。今回も、果てしなく広がる美しい音の宇宙で、会場全体を包み込みました。今年初めて彼の歌を聴いた友人は、ただ涙が止まらなかった、と言っていました。彼の声にはそんな魔法があります。。

Wasifuddin Dagar (vocal)
パワフルな声で、Gamak(声を揺らすテクニーク)など、難しいものを凄い速さでなんなく歌い上げる姿に脱帽。


8歳のドゥルパドシンガー。大人顔負けの堂々とした態度で、ドゥルパド的なテクニークも織り交ぜつつ、立派に歌い上げてくれました。たくさんの観客が笑顔で彼を賞賛していました。


パカワジ(両面太鼓)ソロ演奏の最後に、お椀に水を入れて棒で叩く楽器が特別出演。パカワジとあわせて。踊りだしたくなるような素晴らしい演奏でした。


師匠を中心に、10代前半くらいの男の子達によるパカワジバンド。力強く叩き上げてくれました。


Dhrupad Melaと同時期に近くの会場、Durga Kundでもうひとつ大きなコンサートが開催されています。多くの人が二つのイベントをはしごします。
今年はこのコンサートに超有名なカヤールシンガー、Kishouri Amonkarがやってきました。会場は超満員。さすが美しい声でした。

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