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連休は、日曜、月曜と、“庵”のつく和風な場所でイベントをしました。
日曜日は神田の楽道庵で、ナダヨガワークショップとライブ。楽道庵は、もともと舞踏などの前衛芸術のイベントを中心に開催していたところだったそうで、今でも時々そういうイベントを開催していますが、現在はヨガクラスのほうが増えて、『いつのまにかヨガの場所になっちゃった〜』とオーナーのひでおさん。和風の渋い空間で、マントラやキルタンを通じて音のヨガを共有しました。終わった後は、舞踏流(舞踏の公演のあとはいつもパーティがあります)アフターパー ティ。参加者の方々とともに楽しい夜を過ごしました。
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月曜日は、西葛西にある源心庵で開催された北インド古典音楽のコンサートで、 オープニングのマントラを唱えました。土曜日に広尾で開催された“インド祭”というイベントに行ったとき太郎さんよりお声がかかり、突然参加することに。源心庵は、大きな日本庭園の中に建てられた茶室です。秋晴れの日、水と緑に囲まれた昼間のコンサート。
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バルコニーから眺める大きな池には、色とりどりの鯉が泳いでいます。
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グルヴァンダナという師匠に捧げるマントラと、富と美の女神ラクシュミと芸術と学問の女神サラスワティを讃えるマントラを唱えました。
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寺原太郎さんによるバーンスリーと、シェン・フリンデルさんによるタブラ演奏。タンプーラは太郎さんの奥様ゆりこさん。昼下がり、午後のまだ暑い時間帯に演奏される音階。Raga Madhuvanti。
インドの古典音楽は1曲が長いです。途中休憩をはさみ、お茶やお菓子がふるまわれました。バルコニーに出て水や緑を眺めたりしてリラックス。
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休憩後は、スティーブ・オダさんによるサロードとシェンさんによるタブラ。今の季節、秋のラーガ。スティーブさんのグル、今年亡くなった巨匠Ali Akbar Khanによる作曲のRaga Hindol-Hem。前列の女の子達が号泣していたと後から聞く。スティーブさんは、ほんといつも泣かせます。
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最後は3人一緒に演奏。スティーブさん、シェンさん、ともに日本ツアー最後のコンサート、幸せなエンディングとなりました。
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打ち上げのレストランで、お客さんの女の子の帽子をみんなのリクエストでかぶるスティーブさん。この帽子で、この笑顔、かわゆすぎです。
2 件のコメント:
ユキちゃん、ありがとうございました!
マントラは素晴らしかったです。とてもしずかで深い雰囲気を作ってくれました。
Kya bat hai.
こちらこそありがとう!楽道庵でのキルタンの伴奏も感謝してます。また日本に来た時はよろしくお願います!
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