平成21年10月2日金曜日

shiva puja

おとといは、鎌倉キルタン。

午後、いつものように歌の練習を始めると、驚くほど声が出ない。高音は出ないし、終始のどが閉じた感じ。歌っていて、あまり楽しくない。。。ちょっとご機嫌斜めになる。こんな状態じゃ良いキルタンはできない。

心を落ち着けるため、チャイを入れる。ショウガを擦ったり、いろいろなスパイスを混ぜたりして、手の込んだことをしていると、心は穏やかになってきます。お茶で一息。

さて、もう一度発声練習。状態は変わらず。自分の練習不足を後悔したり、責めてみたり、再びよろしくない心の状態へ。
もう時間なので行く準備をする。いつもつけているネックレスを二つを手に取ると、二つが絡まっている。。。
ネックレスにまで苛立ちを感じ始めたその時、その菩提樹の実のネックレスをくれたババ(シヴァ神を信奉する放浪修行僧)が頭に浮かぶ。彼の洞窟のお寺で過ごした楽しい日々を思いだす。彼がくれたネックレスという愛すべきものにまであたった自分に気づいた途端、気持ちがふわっとほどけた。優しい祝福を感じた。
どこかで聞いた、Be in love with lifeという言葉が浮かぶ。人生のすべてを愛すること、出会うもの全てに愛を持って接することを改めて心にとめる。

今日のキルタンはシヴァに捧げようと決める。

ということで、シヴァに捧げる歌メドレー。ゲストにタブラ、シェンさんを迎えて。
破壊神のシヴァ。私の幻想を打ち壊して、真実を見せてください。
慈悲の海のシヴァ。そして、みんなの内に、全てに存在するシヴァ。
シヴァとシャクティで宇宙はひとつ。シヴァの愛する女神達の名も歌いました。
とてもリラックスして、楽しくキルタンができました。


キルタンを終えて家に帰り、You-tubeで、ある有名なインド人歌手の映像を見ると、シヴァバジャンを歌っている。。。i-tuneをシャッフルにすると、これまたシヴァマントラからスタート。。とことんシヴァな日でした。Jai Shakar!(シヴァ万歳!)


昨日は、青山にあるラスチカス地下の東京サロンで、『東京ガラナ』というインド舞踊カタックのイベントがチベット人歌手テンジンさんをゲストに迎えて行われました。そこでオープニングのマントラを唱えました。全ての行いを神に捧げるという意味を込め、プージャ・マントラを唱えました。


カタックダンス。優雅な手の動きとともに、複雑なタブラのステップを足で踊ります。とても高度な舞踊で見るたび感心します。そしてあつこさんの衣装がとっても可愛かったです。この日の朱色のドレスは特に好みでした。写真はその後の衣装。これも背中がオープンで素敵。

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