平成21年8月16日日曜日

夏風邪

お盆に親戚の子供達が遊びにきて、夜寝ているとき、『ねえ、ゆきちゃん、暑い。。』とかわいい女の子に言われたら、クーラーをつけないわけにいきません。そして風邪をひきました。微熱と大量の鼻水を久しぶりに体験。

暑い中、ショウガ湯を飲んだり、ジャラ・ネティで鼻を塩水でクリアにしたり。
ジャラネティは、ネティポットという、きゅうすみたいなものに暖かい塩水を入れて、その先の部分を片方の鼻の穴に突っ込んで、もう一方の鼻の穴から出す、という鼻の洗浄法です。見慣れない人にとっては、なんとも奇妙な姿です。でも、これで非常にスッキリ!鼻が詰まっているときこそ、その知恵の恩恵が身に沁みました。

めったに体を壊すことのない私ですが、これをいい機会に、他に何ができるだろうとヨガやアーユルヴェーダの本を引っ張りだして、風邪の項目を読みました。

『Asana Pranayama Mudra Bandha』(Swami Satyananda Saraswati著)によると、風邪または咳という項目に、アサナでは、太陽礼拝、リラックスするような練習、またSimhasama(ライオンポーズ)が特におすすめとありました。Simhasanaはここでは、舌を突き出すライオンではなく、その前の段階を指しています。正座で膝を約90度に開き、両手は指を体の方に向けて膝の間に置きます。腕、背筋を伸ばして、頭を後ろに倒し、目を閉じて視線は眉間へ。そしてリラックス。このポーズ、少し病気でもとても気持ちよかったです。


クリヤでは、ジャラ・ネティ、ほかには大量の塩水を飲んで胃を洗浄する方法でした。この洗浄法、インドでやりましたが、やった後、げっそり。。。その後1日何もできなくなってしまうくらい疲労したので、これは今はいいやということに。

避けるべきものは、乳製品、米、動物性食品。

『Light on Yoga』(B.K.S. Iyengar著)によると、頭立ち、肩立ち、立位前屈、座位前屈、その他、両足を頭の後ろにかけるポーズなど。
ウージャイ呼吸、吸った後に呼吸を止めることもすすめられていました。
頭立ちは、鼻の付近に圧迫感を感じましたが、肩立ちは気持ちよくできました。

『The Complete Book of Ayurvedic Home Remedies』(Vasant Lad著)によると、やはり、風邪にはショウガ!とのことでした。

ショウガ、シナモン、レモングラスのお茶や、ショウガ、シナモン、カルダモンのお茶のレシピがのっていました。う〜ん、どれもおいしそう。でも残念ながら今日は材料が不足していたので、大好きないつものショウガとレモンと蜂蜜のお茶を作って飲みました。

ほかには、ビタミンCを摂ること、朝夜にギーを両鼻に垂らすこと、お湯を飲むこと、乳製品は絶対に避けること、よく休むこと、運動はマイルドなものにとどめること(太陽礼拝、頭立ちや肩立ちを短時間、座位前屈など)、呼吸法は火の呼吸、呼吸を止めずに行う交互の方鼻呼吸法などでした。


今朝は、かんかん照りの太陽のもと、ビーチヨガを楽しみました!あれだけの熱をあびると、風邪も吹き飛んでいくようでした。

午後は、マントラ連続講座、第2回目。
行く前にひとり部屋でマントラを唱えるも、まだ風邪気味、やはり声にいつものパワーはない。。。
歌うときってほんとにエネルギーを使うなあ、と改めて実感。だから、歌ったあとはあんなにおなかが空くのね。
それでも今日も楽しく講座をやらせていただきました。仕事はほんとに喜びであります。

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