平成21年8月19日水曜日

喉へ


今日も舞踏のお稽古へ。早めに行って少しヨガをしようと約40分前に到着するように家を出る。
ところが、相鉄線、またしても人身事故。複雑な溜め息がもれる。

15分前に到着。誰もいないお稽古場に、インド古典音楽が流れていた。切ないシタールに響きにうっとりしつつ、一人ヨガをする。この場が深く体に入る舞踏エネルギーに満ちているからか、短時間でも中身の濃い練習ができる気がする。

今日は他にやる人がいなかったので私が通訳をした。いつもヨガ関連でやるときは、英語から日本語だけど、ここでは、日本語から英語。ちょっと勝手が違うけど、詩のような言葉を訳すので、文法などに気をもむ必要はあまりない。

まずは、空間に触れること、から。
あらゆる空間に触れて、全空間に広がり、全空間を体の中に取り込む。

次は、点になる。
土方巽は、何かが、上から下から、前から後ろから、あらゆる方向から私を見ている、と言った。そして、私は点になる、と。

瞑想中に、内へ、内へ、と入っていくと、逆に広大な空間を感じる。小さくなっていったようで、大きくなっている。点になって、全空間になって。そんなことを思った。

一人一人に針と糸が配られた。糸通しダンス。
針に糸を通しながら歩く。針に糸を通すという、苛立ちを伴うような動きで、人生の葛藤を表現。
そして、そのあと糸通しに自由な踊りを織り交ぜる。自由とは何か?本当の自由は制限のあとにこそ体験できるもの。

ティッシュで、花を作る。
自分の内側の繊細な花をそっと咲かせるように。ただ動くのではなく、内側から湧き出る動き。
360度観客に囲まれていると想像し、どこから見ても花になるように踊る。

薔薇の造花をもって、空間に生け花。
まず3つの主流派の説明。池坊は、仏様に捧げる大きな花。小原は、家庭に飾る小さな花。草月は、線と塊と色を重視。
それぞれの特徴を自由に織り交ぜつつ、空間に花を生けた。

今日は、全く深く無意識の海にダイブできなかった。思考を止めて、体の内側の感覚に導かれる、ということはほぼ起きなかった。
そんな日もある。

風邪から約3日。鼻水は、徐々に啖へと以降。喉に絡まるので今日1日ゲホゲホしてたら、喉に少しの痛み、そして声が枯れてきた!これは大変!明日のマントラクラスの予約が入っているにも関わらず。。。声を使う仕事をする者としての自覚の低さを反省いたす。

再び、『The Complete Book of Ayurvedic Home Remedies』を参照。Sore Throatの項目へ。
熱すぎないお湯1カップに、ウコンと塩をハーフティースプーン、これでうがいが一番とあった。早速試す。うん、楽になったかも、すごい!
これで少し安心して寝床につける。

2 件のコメント:

tyty さんのコメント...

喉は大丈夫ですか?
突然ですが、サンフランシスコでおすすめのヨガスタジオを教えてもらえませんか?

Yuki  さんのコメント...

喉は、油断ならない状況です。。。

サンフランシスコは、親友Brianが教えているYoga Treeなど。
私の恩師Katchieは、バークレーのSeventh Heavenで教えています。

サンフランシスコ行かれるんですか?いいですね!なつかしいです。